【記者会見】3.29大田区大会三冠ヘビー級選手権試合 全日本プロレス

【記者会見】3.29大田区大会三冠ヘビー級選手権試合

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いよいよ明日に開催が迫る全日本プロレス春の大一番を目前に、3月26日全日本プロレス事務所で記者会見が行われ、第75代三冠チャンピオン・斉藤ジュン、挑戦者・宮原健斗が出席した。

3.9後楽園大会で行われた世界タッグ選手権試合ではジュンからシャットダウンスープレックスホールドで直接ピンフォールを奪い勢いに乗る宮原は「この三冠ベルトを手放して約2年。 プロレスファン、待たせたな。3月29日、この三冠ベルトを返してもらい、俺が春の大一番で五冠王になる」と王座返り咲きを誓った。

昨年のチャンピオン・カーニバルの優勝決定戦で宮原に破れ、優勝を逃した斉藤ジュンは「全日本を守ってきたし、全日本の顔だと言って、ふさわしいプロレスラーだと思う。実力もピカイチだ。だからこそ、今回の挑戦にふさわしいとも思うし、乗り越えなきゃいけない壁だと思ってる」と宮原を評価したうえで上でメインイベント終了後に「宮原健斗が大の字でリングに寝そべってるのは間違いない」と予告した。

いよいよ明日に迫る大田区総合体育館大会、メインイベント終了後にリングに立っているのは宮原健斗か斉藤ジュンか。どうぞご期待ください!

■会見の模様

宮原「舞台は約1年ぶりの大田区総合体育館。 今、日本では斉藤ブラザーズ旋風が巻き起こっているのは間違いない。 この、三冠ベルトも斉藤ジュンの手に渡り、新たな世代に巻かれ、違う景色を見てきたことでしょう。 ただ、そろそろこの三冠ベルトを返してもらおうと思う。なぜ俺が幾度も返してもらうという言葉を使うのか? それはわかりますか? なぜ俺が返してもらうと言うのか? それはなぜか。この俺が全日本プロレスの”明るく、楽しく、激しい”プロレスを、今、世界で最も体現しているプロレスラーだからだ。 そんな俺がこの三冠ベルトが間違いなく今、世界一似合う男。そう俺は思っているから。この三冠ベルトを手放して約2年。 プロレスファン、待たせたな。3月29日、この三冠ベルトを返してもらい、俺が春の大一番で五冠王になる」

ジュン「斉藤ブラザーズ、兄の斉藤ジュンだ。この俺斉藤ジュンが三冠チャンピオンになって、三度目の防衛戦。そして、相手は全日本プロレスをずっと守り続けてきた宮原健斗だ。断言できる、これ以上ふさわしい相手はいないだろう。そして、これも断言できる。俺が勝って絶対の三冠チャンピオンになると。宮原健斗、いけにえになってもらうぞ。29日、大田区が楽しみだ。DOOM!」

■質疑応答

―宮原選手、最近ファンになった人たちは宮原選手のベルト姿を見たことがないとよく仰っていましたが、その状況が続いてきたことについてどのように受け止めている?

宮原「この宮原健斗の三冠ベルト姿を見たことが無い新たなファンが、全日本プロレスの会場に足を運んでくださっているという状況はとてもとても嬉しいことだけれども、ただね、スーパースター宮原健斗としては、その姿を2年間見せられてないという現状があるわけだから、それは俺の今回の、3.29に向けた一つのモチベーションになってますね」

―今回、2年ぶりに三冠王者に返り咲くシチュエーションとしては申し分ないと思います。今回、完全復活という表現をされてますが、宮原選手自身のテーマを設定するとしたらどのようなものがありますか?

宮原「キャリアを積んでいくとベルトが無くてもいいんじゃないという風潮があるんですけども、俺は常に貪欲で、このベルトを約2年巻いてない中で、魅力的だし、巻きたいっていうプロとしての気持ちがあるので、貪欲に、3月29日はこの2年間のベルトを巻いていない空白期間を自分自身の手で、手にして、絶対王者復活というのを俺は証明するし、新時代をぶっ潰してやろうと思ってるんで。俺は本気でつぶしに行こうと思ってるんで。そういう気持ちです」

―宮原選手の目から見て、新時代のチャンピオン、斉藤ジュン選手の一番の強みは?

宮原「僕らはプロですから。プロである以上、ファンがいるってことは最も重要であって、斉藤ブラザーズにはたくさんのファンがいるわけで。で、間違いなく今この業界で彼らをきっかけでプロレスを見始めたって人も多いだろうし。それは間違いなくプロのレスラーとしては最も重要なことで、それは認めてますし、そういう中で、最近プロレスを見始めた人とか、古くから宮原健斗を応援してくださっている方とか。3月29日は、そういった色んなエネルギーが充満した試合になればいいと思うんで。ただ意地はありますから、ええ」

―ジュン選手、宮原選手とは昨年の「チャンピオン・カーニバル」で優勝を争っていますが、ジュン選手にとって宮原選手はどのような存在?

ジュン「宮原健斗は俺が練習生で入ってきたとき、やっぱり輝いて見えたな。全日本を守ってきたし、全日本の顔だと言って、ふさわしいプロレスラーだと思う。実力もピカイチだ。だからこそ、今回の挑戦にふさわしいとも思うし、乗り越えなきゃいけない壁だと思ってる。何かと宮原健斗に煮え湯を飲まされてきたからな。去年のチャンピオン・カーニバルでは決勝戦で負けてしまったし、まあ、大田区、この最高の舞台で勝つのは間違いなく俺だろう。俺は自信に満ち溢れているからな。宮原健斗は全日本プロレスの顔だというならば、これからの全日本プロレスの顔は、この俺斉藤ジュンだ」

―ジュン選手、先ほど、今回宮原選手を倒せば完全なチャンピオンになれるという表現をされましたが、それは宮原選手の存在がそれだけ大きいということ?

斉藤ジュン「全日本プロレスには、色んなレスラーがいるが、まあ宮原健斗だろうな。だからこそ、俺は防衛をしっかりしなきゃいけない」

―三冠戦の勝者が王者として「チャンピオン・カーニバル2025」出場することになりますが?

宮原健斗「今現在はぶっちゃけ、3月29日しか俺の景色には映ってなくて。ただ、俺は3月29日三冠チャンピオンになって、チャンピオン・カーニバルも制覇して、その先の王道トーナメントも制覇して、最強タッグも制覇すると。俺くらいになるともうこれくらいしないと業界にインパクトを与えることができないからね。俺はそれだけのことを成し遂げてきた男だから。ただ、今は3月29日、ベルトを巻いていない2年間を俺は取り返すから。必ずベルトを巻く」

ジュン「俺が言いたいことは、俺が三冠チャンピオンのまま、今年のチャンピオン・カーニバルに出場して、優勝する。それだけだ」

―宮原選手、新時代をぶっ潰すと仰っていますが、いまなかなかぶっ潰せていない状況です。それを踏まえて三冠戦に向けて考えていることは?

宮原「宮原健斗を倒したことにより、今の新時代は気づかれたと、俺は思ってるから。この2年間というのは宮原健斗を上手に利用してくれたなと。宮原健斗というスーパースターを利用してくれたのがこの2年間だから。ここから先は俺を利用してくれた代わりと言っちゃなんだけど、新時代、まあ斉藤ブラザーズだろうな。斉藤ブラザーズを俺が3.29で三冠チャンピオンになって、思う存分利用させてもらおうと思ってるから。まあ、そんなところですよ。俺は別に新時代に潰されたと思ってないよ。潰すというのはこんなもんじゃないよ」

―ジュン選手、三冠を防衛したら、その後にリング上でやりたい景色は見えている?

ジュン「今言ってもいいんだけど、それはその時のお楽しみだな。まあ、宮原健斗が大の字でリングに寝そべってるのは間違いない」

☆記者会見の模様はYouTubeチャンネルで配信中!

◆メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【第75代王者】斉藤ジュン vs 宮原健斗【挑戦者】

※第75代王者・斉藤ジュン、3度目の防衛戦

「ドリームパワーシリーズ2025」【最終戦】
2025年3月29日(土) 14:45FC先行入場/15:00開場/16:00開始
東京・大田区総合体育館

■チケット料金
 プレミアムシート 30,000円 残りわずか
 スペシャルリングサイド 20,000円 残りわずか
 リングサイド 10,000円
 アリーナ指定席 7,000円
 1階スタンド席 7,000円
 2階スタンド席A 5,000円
 2階スタンド席B 4,000円

■チケット販売所(※3/28まで販売中)
■イープラス http://eplus.jp/aj/
■チケットぴあ http://w.pia.jp/t/all-japan
■ローソンチケット http://l-tike.com/all-japan/

☆「ドリームパワーシリーズ2025」【最終戦】3月29日(土)大田区大会詳細はこちら